旅の目的

 

  平成25年は第62回御遷宮の年であり、誠に目出度い年でありました。我々のご先祖様達は眼に見えない力、神様によって生かされている、その心を受け継ぎ、伝えて参りました。その感謝の現われが御遷宮といえます。我々日本人の誇りです。

近年、わが国において天災や人災があり、人々の暮らしは混迷し、心を乱れています。世の風潮は自らのことばかりを主張し、人が見ていなければ何をしてもいい。法律に引っかからなければ何をやってもいい、お金と物にとらわれ、人の心は歪み始めています。そのため、目を覆いたくなるような事件の数々、モグラたたきのようにキリがありません。日本は近隣諸国に対し右往左往しています。何が正しくて何が間違っているかはっきり言えず、正と邪がはっきりしません。国家の体をなしていないのです。日本人の心は漂える油のようです。

 日本人は太古の昔から神様、仏様、ご先祖様を大事にする国でした。諸悪の根源はそれを忘れたことにあると思います。その本来の日本人の心を取り戻せ、思い起こせと警告されているように思えてなりません。

 「古典に学ぶ」という言葉がありますが、古典落語、噺の中には先祖から受け継いできた大事な心の世界、人を思いやる世界が描かれています。混迷の世を解くカギはこの人を思いやる心、穏やかな「笑いと人情」にあると思っています。  

子供は家宝、国の宝ともいいますが、この子供たちの未来の日本が美しい、輝ける国であってほしいと願っています。日本人の心の髄を作り上げた神社仏閣の関係者を始め、それをよりどころとしていらっしゃる皆様方、そして日本全国の皆様方に伝えたいのです。

今年でお伊勢参り落語会は七回目となりますが、本年は四国を中心に訪ねることとし、副題を ~四国の偉人を訪ねてお伊勢さん~ としました。四国には弘法大師を始め、文明の転換期に私心なく、世の為、人の為に尽された方々がたくさんいらっしゃいました。その世界を肌で感じながら日本の髄をお伝えしたいと考えております。

目的

年伊勢神宮の奉賛金とする!!

今年で7回目になりますが、各会場で入場料として1000円いただいておりますが、

その売り上げのなかで可能な限り伊勢神宮に奉賛金としております

平成23年12月26日                                             平成22年12月9日

この年は東日本大震災の神社復興のための                               この年の奉納金を神宮にお納めした時の様子

義援金として神社本庁に奉納しました                                   左は神宮堀川禰宜         

右は鶴ケ丘八幡宮吉田宮司

平成25年1月15日

この年の神宮奉納の様子

右は神宮宮川禰宜

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